TODD SNYDER



この2012FWよりmathematicsで取扱いをスタートしたブランドです。



mathematicsではひねりの効いたブランド、パンチの効いたブランド、エレガントなブランドなどなど揃っていますが、
その中で一際「シンプル」なブランドが、このTODD SNYDERであるのです。



シンプルなサーマルロンT
シンプルなヘンリーネックカットソー
シンプルなシャンブレーシャツ
シンプルなチノパンツ
シンプルな2ボタンジャケット
シンプルなステンカラーコート
・・・・・



どのアイテムをとっても、このキーワードが当てはまります。



それって普通の服(定番的な服)って事!?



言い換えればそういう事かも知れません。










デザイナーであるトッドスナイダー氏は2011FWよりこのブランドをスタートさせました。

それ以前はアメリカの代表的なブランドであるラルフローレンやJクルーで経験を積み、
特にJクルーでメンズヘッドデザイナーに就任してからは、大衆的だったそのブランドのイメージを
次々に革新していき、よりスタイリッシュに変貌させていったんです!

そして自身のブランド設立に至ります。


この人は学生時代からテーラーなどで服作りを学んでいて、
残布を見つけては週末に縫って、自分の服を作っていたという逸話が!!!






上に書いたようなビッグブランドに身をおいた事で、生地や縫製におけるコネクションは非常に深くなり、
精度の高い信頼の置ける相手と手を結ぶ事ができています。




例えば"ジャケット"。
「SOUTHWICK(サウスウィック)」という1929年にアメリカのマサチューセッツ州に開業した
高級紳士服工場でこだわりを持って作られています。

SOUTHWICKはブルックスブラザーズのクロージングラインや
U.S.NAVYのブレザーなどのOEMも手掛けています。

J.F.ケネディーはここでスーツを作っていたんだそうです!


実際試着してみると・・・・

とにかく着やすい!!
袖通しがとても楽で、その後スポッと体を包んでくれるように収まるんです。
適度なゆとりが有りつつ、ウエストの緩やかなカーブが非常に美しい。
生地の柔らかさ、しなやかさは是非触って確かめていただきたい。






シンプルで、いわゆる普通の服であればあるほど縫製やパターン、生地にこだわらなければ
その存在意義は薄くなってしまいます。

トッドスナイダー氏はブリティッシュテーラードをベースに
彼が大好きなアメリカンヴィンテージやミリタリーの要素を加えて
シンプルで、高いクオリティーの「生地、縫製、パターン」にこだわった服を作っています。

それがmathematicsで展開している理由です!!